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チーム医療体制

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チーム医療体制

異なる職種と
チームを組み行う看護

看護師は、医師、薬剤師、放射線技師・理学療法士など、様々な専門職とチームを組み、患者様にケアを提供します。それぞれの専門性を互いに尊重し、補い合い、高めあうことで患者さまへの質の高い医療の提供と、各々の専門職としての成長を目指しています。
 さらに領域の異なる多職種との連携強化にも努め、積極的に院外のネットワークづくりにも取り組んでいます。

看護に関わるスタッフ11職種

医師

患者さまの医療において、責任ある立場としてチームの中でリーダーシップをとる立場にあります。医療療養病棟という医師が少ない環境の中で、看護師が果たす役割は大きく、患者さまの日常の医療的管理を担うパートナーとして情報共有や意見交換を通じ、患者さまの日常的ケアの質が向上するよう連携しています。

放射線技師

放射線科では、一般撮影、骨密度検査、MRI検査、病棟ポータブル撮影を行っています。
撮影時に患者さまに安全かつ快適に検査を受けていただけるよう、看護師と協力しています。また、画像データの管理を行い、患者さまが他院への受診や転院時には、必要なデータを速やかに揃えるよう対応しています。

臨床検査技師

検査結果を正確かつ迅速に提供し、検体検査、生理検査、各種検診等、医師の要望にできる限り対応しています。看護師の業務軽減や患者さまの負担軽減に努めるため、採血や生理検査は常時ベッドサイドで行うようにしています。患者さまへの説明、検査時の対応など、看護師と連携して、安心して検査が受けられるように努めています。

薬剤師

薬剤科では、病院の中で行われるすべての“薬”について責任を持ち、患者さまが安全に効果的に薬物療法を受けられるよう仕事をしています。病棟看護師が行うことが多い、内服薬の配役業務を薬剤科で行い、さらに持参薬から院内薬への切り替え、毎日の薬の変更、中止等もすべて薬剤科で対応することで、病棟の業務軽減に貢献しています。看護師と、お互い“プロ”としての視点に立って、連携しています。

作業療法士

主に身の回りの動作や調理・掃除をはじめとする家事動作、余暇活動など「自分らしい」生活ができるよう支援します。
自宅復帰を目指す方に対しては、日常の訓練だけでなく主介護者への介助指導や住環境の訪問指導を行い、居住空間の工夫や福祉用具導入を助言します。
また、重い障害によって体が動かしにくくなった方でも「自分らしさ」を保てるよう、代わりとなる手段を検討したり生活環境を整えたりします。

言語聴覚療法士

上手く話せない・理解できない・声が出にくいなどのコミュニケーション障害や、上手に噛めない・上手く飲み込めないなどの嚥下障害に対して訓練を行います。
また、発話だけでなく文字盤やコミュニケーション器具など、その方にあったコミュニケーションツールの検討や導入も行います。
ツールの使用においては、ご家族や他の職員も使用方法を習得し、円滑にコミュニケーションがとれるように支援します。

理学療法士

生活動作が困難になっている方に対し、運動を通して、寝返る・起き上がる・立つ・歩くといった基本的な動作の改善を支援します。
呼吸が弱いことや痰が出せないことによる息苦しさに対しては、呼吸理学療法や排痰補助装置を使用した訓練により苦痛の緩和を図ります。体の硬さによる痛みに対しては、生活動作の妨げにならないよう、痛みの緩和をします。
また、装具や杖・車椅子が必要な方の相談・作製にも対応します。

ケアワーカー

ケアワーカーは入院患者さまの日常生活のケアを看護師と協働して行います。入院患者さまのケアについて看護師と情報共有を行い、計画を立案し、一緒に実施しています。医療的管理については看護師の指示を受け、ケアワーカーからも情報提供を行い、患者さまの入院生活が安全で安心できるものとなるよう、取り組んでいます。

医療ソーシャルワーカー

医療ソーシャルワーカーは地域医療連携室に所属しています。業務はこれから退院する患者さまの受け入れまでの対応、入院してからの医療・福祉制度の利用、退院や転院する患者さまの相談が主たる業務になります。さらに入院中の患者さまやご家族さまの今後の療養についての相談にも対応しています。そうした業務を通して、看護師とは密に情報共有を行い、連携しています。

事務員

事務部は、医事課・総務課・財務課・用度施設課の4部署に分かれ業務を行っています。医事課は主に診療報酬請求やクラーク業務を、総務課は給与計算や人事業務、財務課は会計業務、用度施設課は設備関係や医療材料の発注を行っています。総務課では、「困った事があったら総務課に相談しよう!」と思ってもらえるように、些細な事でもコミュニケーションを取るように心掛けています。それぞれの役割の中で他部署と連携し、職員が働きやすい職場を目指しています。

管理栄養士

管理栄養士は、“食事が生活の楽しみとなり、おいしいと思える”ことを考え、日々取り組んでいます。北斗わかば病院には嚥下機能が低下した患者さまも多く、そうした患者さまにも食事の楽しみを提供したいと、看護師と定期的にカンファレンスを行い、情報共有をすることで連携し、お一人お一人の満足を目標にしています。