北斗わかば病院看護部が目指すもの 専門性の高い療養と
暮らしやすい環境の追求
看護部の取り組み
看護師の専門性の追求 難病看護師の育成
北斗わかば病院難病看護や医療依存度が高い慢性疾患患者の看護についての学習に力を入れております。日本難病看護学会認定の難病看護師の育成に取り組み合格者を出しております。人工呼吸器装着等の医療依存度の高い慢性疾患患者の看護についても、定期的に院外から専門看護師、認定看護師を招き、研修会を開催することでレベルアップを図っています。介護助手については、介護主任がリーダーシップをとれるように、継続的に院外研修へ参加するように計画し、院内でも月に1回の学習会の場を設けています。
常に患者様とご家族様の支援者でありたい 倫理観の醸成
神経難病は、現代の医学では根治することのない疾患であり、その療養過程は多くの症状と向き合い、治療方針の選択を繰り返すものです。経管栄養を導入するのか否か、気管切開をするか否か、人工呼吸器を装着するか否か。そうした長期の療養において、患者様本人とご家族様に十分な情報提供が行われた上での自己決定は、大変重要であり、患者様にとって必ず保障されなくてはいけないと私たちは考えています。患者様とご家族が納得して治療方針を選択していけるように、サポートする私たち医療スタッフは高い倫理観を持ち、常に患者様とご家族様の支援者でありたいと思います。
働き続けられる職場づくり~ワークライフバランス~ ゆとりある職場環境で、ゆとりある看護を
働き続けられる職場を作る為に、シンプルに「残業なし」を達成しています。さらに多様な勤務形態を設定することで、子育て中でもセカンドキャリアでも大学院への通学中でも、自身のライフスタイルを守りつつ、仕事ができるように取り組んでいます。離職率は3%台で毎年推移しており、キャリアを積んだ経験豊かなスタッフが、北斗わかば病院看護部の誇りです。
療養されている患者さまに、楽しい時間をすごしていただきたい 院内デイ・月1回の院内カフェ開催
入院中でも、患者さま同士がお話ししたり、一緒に何かを作ったり、レクリエーションをする場所があったらいいな、という発想が出発点となり、院内のデイサービスを始めました。
デイサービスという名前をつけていますが、もちろん介護保険ではありません。利用料もかかりません。 患者さまに「楽しい時間をすごしていただきたい」「少しでもリハビリになるといい」「一緒に何かを作って達成感を味わいたい」と、私たちは考えています。
北斗わかばの看護ケア
2023年度 看護・介護部目標
患者様のQOL向上のため看護部としての役割を果たします。
- 01
- 患者のQOL向上のために、他職種と協働・連携した組織横断的な活動を行う。
- 02
- 患者中心の看護を実践するために、継続的な人材育成に努める。
- 03
- 看護・介護部への再編や、新たな委員会設置などの取り組みを加え、
看護・介護の質向上を目指す
- 04
- 共に働く仲間を大切にし、活き活きとした職場を目指す。
私たちが生きる上での満足度をあらわす指標のひとつです。