職場紹介
北斗わかば病院では患者様の病状が違う2・3・4階病棟で
チームワークを組み看護に取り組んでいます
私たちの病棟では「看護と介護でお互いの仕事を知る」を目標にしています。医療療養病床では看護師と介護士が協働して働く場面も多く、患者様に提供するケアにおいて、2つの職種が密に連携することがとても大切だと私たちは考えています。
看護師も介護士も専門職なので、それぞれが「自分の役割に責任を持つ」ことを認識し、「看護と介護が一緒にできることを増やす」取り組みをすることで、お互いを理解し、尊重することで、専門職として高め合いたいと思っています。
長期療養患者様が多いため、レクリエーションにも力を入れています。病院全体で参加する行事のほかに、病棟でクリスマス会等の季節の催しを行い、患者様の日常生活の中での楽しみを提供できるように頑張っています。
わたしたちの病棟は「患者様の意思決定を尊重する」「願いを実現する丁寧なケアと気遣い」を目標にしています。神経難病の患者様が多く、経過において繰り返される意思決定の際には、患者様が自分の思いを表出できるよう関わっています。
表出するためには、ハードとして、それぞれの患者様のADLに合わせて文字盤や伝の心といったコミュニケ-ションツールの使用法に習熟することを目指し、ソフトとして表出しやすい環境づくりを心掛けています。
さらに、進行していく病状を見据え、「今、叶えたい願いはなにか」を患者様と一緒に考え、できる限り実現できる看護を目指しています。具体的には、重症者の外出支援や経口摂取継続への支援等、「どうやって叶えるか」を前提にベストを尽くして実践につなげています。
わたしたちの病棟は今年度「カンファレンスの充実」を目標にしています。カンファレンス=会議ですが、病棟で行われるカンファレンスの議題は常に“患者様に関すること”です。
日々行われるカンファレンスでは、現在入院中の方々のケアについて話し合うのですが、こうしたいつものカンファレンスに加えて、4階病棟では“人生の終末期を迎えつつある患者様の最期の時間の過ごし方”や“特別のケアを希望する患者様の援助”、“最期を迎えた患者様のケアを振り返る”等のカンファレンスに積極的に取り組んでいます。
神経難病という治療法のない疾患を抱えて生きている患者様にどうしたら寄り添えるか、その課題をスタッフで話し合いを重ねることで一つ一つ解決していきたいと頑張っています。
三誠会では、医療保険/介護保険の両分野でリハビリテーション業務に携わっています。約60名の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が適切な評価に基づき訓練のみでなく生活の為の指導・助言を致します。
医療保険分野では、主に神経難病のリハビリテーションに力を入れています。常に最新最善の神経難病リハビリテーションを実践できるように取り組んでおりHAL®医療用下肢タイプやアメリカで開発されたパーキンソン病に特化した治療法であるLSVT BIG®・LSVT LOUD®なども積極的に導入しています。
介護保険分野では、通所と訪問でのリハビリテーションに力を入れています。在宅生活を送る方の様々な生活行為に目を向けて、いつまでも自分らしくいられるように支援しています。